時計ケースが完成しました!←兵庫県のお客様。3月に1本用時計ケースのお問い合わせです。

5年ほど前に1本用サイズケースを複数納品させていただいたお客様。
追加で1本用時計ケースを2ケース検討されているようです。


紫檀材とトチカーリー杢材

当初、『紫檀材』と『トチカーリー杢材』については
1本用サイズ時計ケースの受注を行なっていませんでした。

3本用サイズが作れる材のサイズから
1本用サイズを木取り(カット)を
してしまうと、 凄く中途半端なサイズが
残ってしまいます。
そうなってしまうと歩留まりが悪く、
結果的にケース単価が
割高になってしまうからです。

ただし『紫檀材』『トチカーリー杢材』
『縞黒檀材』については
1本用サイズのお問い合わせをいただく事も多く、その需要の多さから
残りの材に少々ゆとりがあるものについては

「物理的にOKな事は
可能な限りご要望をおききする」

という風に変更させていただきました。

実はこのきっかけになったお客様が
以前にも納品させていただいている
今回の兵庫県のお客様です。

きっかけをつくっていただき
ありがたい限りです。
(その後、紫檀材は残りが少なくなり受注を停止しています)


紫檀材、トチ材、黒檀材のお値段

紫檀材、トチ材、黒檀材の1本用サイズのお値段は以下の通りとなっています。
(2019年04月段階)

・トチ材 ¥55,600
・紫檀材 ¥76,400
・黒檀材 ¥100,500

このご案内をした数日後、

「ハワイアンコアの最上級のカーリー杢と黒柿の最上級の孔雀杢で
 1本用ケースを製作した場合は……」とのお問い合わせです。

『紫檀材』『トチ材』『黒檀材』も十分に素晴らしい材ですが
ハワイアンコアの最上級のカーリー杢、
黒柿の最上級の孔雀杢、
となると、これまた別次元のお話となってきます。

時計ケースは時計ケースでも
工芸品に近づいてきます。

材の選定もケースサイズが小さいため
かなりタイトとなります。

ストック材の中も最もハイレベルな杢

お客様は

「最上級」

を求められていますので
中途半端な杢はご案内ができません。

ケースサイズにもぴったりで
「もう、これ以上はない!」
という材を時間をかけて選び出しました。

こちらの材をご案内する事に。

サイズから考えると
「最上級の杢」かと。

まずは「コア材」で使用する一部の画像ですが、

コア材 画像

凄いです。

激しいカーリー。

まさに最上級です。
というか、これ以上の杢はご用意ができないレベルです。

つづいて「黒柿材」。

黒柿材 画像

なんとも絶妙な孔雀杢。

まるで1本用サイズケースのために
生まれてきたようなぴったりサイズの孔雀杢です。

どんな時計ケースが完成するのか
凄く楽しみな2ケースです。

4ヶ月ほどのお時間をいただきますが
100点満点の時計ケースを納品させていただきます。
楽しみにお待ちください。

兵庫県のお客様、ご注文誠にありがとうございました。


サイズが小さい時計ケースの注文タイミング

ここで
サイズが小さい時計ケースのご注文タイミングの
ヒントをご案内いたします。

大きいサイズの材から
1本用サイズケースなどの
「小さいサイズの天板」を木取りしていくと
残った板は「虫食い状態」となり
かなり歩留まりが悪くなります。

そのため一般的には
「一枚の板から大きいサイズのケースを製作した際に
残った材で製作する。 杢は不問!」

この方法が最も歩留まりがよく、お値段もお安い方法なのです。
ただし、どんな「杢」が残るのか、
いつ完成するのか、それは私たちにもわからないのです。
1ヶ月後、3年後、10年後……….

全ては「運」、という事です。

「これを待つか否か」
お客様にとっても
私たちにとっても
判断が難しとところだと思います。

「杢にこだわりたい!」
「そんな何年も待てない!」

というお客様はご遠慮なくお問い合わせください。

ありがとうございます。



↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
完成しました!

天板、側板のバランスがかなりとれた逸品です。

黒柿材1本用時計ケース
内装レザー / フランス産特級ラムレザー・黒

5Aクラスの材をふんだんに使い完成です!

コア材1本用時計ケース
内装レザー / フランス産特級ラムレザー・黒

最もクオリティーの高いレザーを使用し、抜群のまとまりです。

今後メンテナンスなどございましたらご遠慮なくお申し付けください。
永らくお待ちいただきまして誠にありがとうございました。