ハワイアンコアか黒柿か。
５本用か10本用か。
迷われたお客様は、、、、、。
ご来店当日にご予約
午前中にご来店のご予約のお電話です。
中央区からとのことです。
ありがとうございます。
「そんなに高くないケース」
お電話から１時間弱でご来店。
わざわざありがとうございます！
たまたま、この時間帯は他のお客様のご予約がなく
スムーズに御案内が可能でした。
早速お客様にお話しを伺うと
ポイントは
「そんなに高くないケース」とのこと。
承知しました。
一通り、ショーケースの中には
様々な時計ケースのストックがございます。
「メイプル」
「オーク」
「紫檀」
「黒檀」
「パープルハート」
「謎のバールウッド….」
こんなに
多種多様な木材で製作された時計ケースを
実際にご覧になれるのは
世界中でもソウルバードだけかと
勝手に思っています。
ポイントは
「そんなに高くないケース」
なのですが、
実際に色んな時計ケースを比べていただきます。
すると、ついつい目がとまってしまうのは
皆さま同じような木材でできた時計ケースです。
お客様、その時計ケースはハイエンドです
「黒柿」
「ハワイアンコア」
どうしても、ここが気になります。
でも、それは仕方ないかと。
毎日実際に製作している私たちから見ても
圧倒的なのです。
「ため息がでる美しさ！」
というやつです。
なんでしょうか。。。
仕方ありません！
お客様にご来店いただいた際には
偶然にも
「黒柿の１０本用サイズ」
「ハワイアンコアの１０本用サイズ」
のストックがございました。
この２種類の素材の
１０本用ケースが同時にストックがあるのは
おそらく１年のうち数日しか考えられません。
その偶然のタイミングで
来店されたお客様の運にも驚きです。
「ついてます！」
比較するには絶妙なタイミングです。
（ でも お、お客様！ その２樹種は
『ハイエンド』の時計ケースなのですが。）
ポイントをチェック
しかし、当初ポイントは
「そんなに高くないケース」
だったような..
「黒柿」と「ハワイアンコア」
となりますと、
「最も高額なハイエンドな時計ケース」に
なってしまいますので
一応、まだ形にはなっていない「ランバー（木材）」状態の
「縞黒檀」等もご案内いたしました。
「縞黒檀」も凄い木材です。
が、
やはり「黒柿」と「ハワイアンコア」の
放つ雰囲気が気になられたようです。
「そんなに高くないケース」というポイントは何処へ..
結果的に５本用サイズを「黒柿」で製作する事に。
「最もお値段が高いハイエンドな時計ケース」
ご注文になりました。
ありがとうございます。
クチュールです。
素人のお客様には初体験かと思われますが
天板に使用する材を選定していただきます。
お客様のお好みを
お聞きしながらの選定ですが、
なにぶん畑違いの世界ですので
お時間がかかります。
しかし、せっかくクチュールで製作されるわけですから
中途半端なケースにならないように、
後々、後悔のないように慎重に選択です。
そして決めていただいた天板は
こちらです↓
ちょっと撮影
ハイグレードな天板です！
緑が少し入った孔雀杢。
これが完成すると、
圧倒的な美しさが際立ちます。
せっかくですから、
お選びになった天板用黒柿と
サイズ合わせ用にご持参されていた時計。
パテックとロレックスを記念撮影！
ローズゴールドのカラトラバ、
アンティークロレックス6234。
（間違ってたらすみません）
この仕事をしていますと
まるでミュージアムのように
すごい時計を拝見することができます！
お客様ありがとうございます。
「そんなに高くない時計ケース」の予定が
「最も高い時計ケース」となりましたが
収納される時計を拝見すると
「これでしょう！」
という間違いない選択かと思われます。
気合いを入れて製作します。
完成を楽しみにお待ち下さいませ。
（このブログは8月に書いて熟成させていました。
ですので、ご注文の時計ケースはそろそろ完成に近づいてます。
納品までもうちょっとお待ちくださいませ..）
ご来店、誠にありがとうございます。
完成したらまたUPしますね。