ご来店のお客様は
数年前から時計ケースを探されていたようです。
お探しの時計ケースは5本用サイズケースです。
ちょうど梅雨入りした東京。
昨日はかなり暑い1日でしたが、
今日はちょっと過ごしやすい土曜日です。
おかげさまで土曜日のソウルバードは
結構ご予約で混む事が多く、
今回ご来店のお客様も
ギリギリのタイミングで
ご案内できた次第です。
早速お話をうかがいます。
「数年前からソウルバードのサイトを見ていて
時計も増えてきたので、そろそろ!」
という事でご来店いただいたようです。
ありがとうございます。
お探しの時計ケースは
「5本用サイズケース」です。
なんと、いいタイミングか!
ピンポイントで
数日前に「希少材通信」でご案内したケースや、
まだサイトにUPされていない
数種類のケースもご案内できました。
ご予算をお聞きすると
ざっくり「10万円前後」との事ですので
早速数点、ご案内します。
まずは
「希少材通信」でご案内した「ブビンガ」
次に、サイトにはまだUPされていない「モンキーポッド」
この2つの樹種は
比重が結構ことなりますので
実際に手にもっていただくと
明らかに重量の違いを感じていただけます。
基本的に
木材の良し悪しは重量とは比例しません。
本来軽いはずの木材は「しっかり軽く」
重いはずの木材は「しっかり重く」
が基本です。
その点、「ブビンガ」はしっかり重く、
モンキーポッドは「しっかり軽く完成していますので
どちらも良いケースに仕上がっている、という事になります。
そして比較された結果、
今回は重厚な「ブビンガ」に決定です。
ありがとうございます。
「重厚さ」
アフリカ材で、重厚なブビンガ材。
現在はワシントン条約の兼ね合いで
まるで、今のロレックスのスポーツモデルのように
価格が上昇しています。
和太鼓の素材は本来、日本のケヤキなのですが
天然物が伐採できなった上、
植林のケヤキ材についてはまだまだ成長半ば。
その代替え材で活躍してきた『ブビンガ』。
そこからも
ブビンガ材の「強靭さ」をご理解いただけると思います。
そのブビンガ材をお選びになったお客様も
引き締まった筋肉質な感じで「強靭さ」が共通しています!
クッションサイズを出すため、
手首周りを測ってみると「18.5cm」。
平均的には「17cm」程のお客様が多いですので
これは結構大きいサイズです。
時計用のクッション制作には
この手首周りサイズが非常に重要になってきます。
きつすぎても
ゆるすぎてもダメです。
ちょーど良いサイズは
時計をクッションに巻いた際に
「ちょっとゆるい」と感じられる程度だとお考えください。
決して「きつい感じ」に仕上げないところがポイントです。
内装のレザーが、貼り付く?!
次に内装のレザーを選択すると
仕様が決定です。
そのレザーを選ぶ際に
「 スエード と 表革 の
どちらが時計に優しいか?」
という点を気にされていましたので
お話をお聞きすると
「時計を買った際に付属していた時計ケースで保管していたら
内装のレザーが時計に溶けたように貼り付いていた事があった..」
との事です。
いい機会ですので、
ここでご案内しておきますが、
「時計を購入した際に付属していた時計ケースで保管には注意が必要です!」
あれは保管用の時計ケースではありません。
その為、結構高額な時計に付属しているケースでも
内装は「ビニール製」なのです。
またこの「ビニール製」が厄介です。
まさしく「フェイクレザー」なのです。
ちょっと見ただけでは
「ビニールか本革かわからない」
ものが多数ございます。
ちょっと勇気がいりますが
かんたんに見分ける方法をご案内します。
(自己判断で実行してください)
裁縫で使う針を
コンロやライター等で熱した状態で
その内装に触れてみてください。
ビニールだと、あっという間に溶け出します。
これで溶けなければ、本革です。
このテストを行う勇気がないお客様は
絶対に
「付属の時計ケース」での保管は
おやめになったほうが良いです。
内装が溶けてベタベタに貼り付きます。
ご注意ください!
時計用トレーも
全ての使用が決定しましたので
約1ヶ月で納品です。
早速撮影させていただきました。
実は「時計用トレーも気になっている」
というお話ですので
1ヶ月間、素材などをご検討いただくように
お話させていただきました。
時計ケースの樹種と同じ樹種で
時計用トレーをオーダーされるお客様がお増えていますが
樹種によってはトレーに不向きな材もございます。
またご希望のサイズでの制作も可能ですので
合わせてお問い合わせいただければと思います。
ブビンガ材の時計ケースをご注文いただきまして誠にありがとうございます。
ハイグレードに仕上げて納品させていただきます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
それからざっと1ヶ月、完成です!
ご注文いただきました時計ケースが完成です。
早速引き取りでご来店。
オーダー時計ケースの完成、ということで
この日は数点の時計も持参されていまして
記念撮影です。
まずは時計とブレスを入れて
つづいてUPでランゲです。
つづいて先月納品になったばかりのデイトナ。
そして最初のご来店の際にされていたグリーンサブとブレス
5本用サイズの時計ケースを4本収納用で仕上げを行なっていますので
キツキツ感がなく、ちょうど良い感じの収まり具合です。
お客様にも喜んでいただけました。
ありがとうございます。
参考までに、レザーは「フランス産放牧ラムK001」です。
時計用トレー
最初のご来店の際に検討されていた時計用トレーですが、
ウォールナットのトレーの在庫がございましたので
追加でご注文いただきました。
内装は地中海放牧ラムのブラックで仕上げに入ります。
こちらのトレー本体は出来上がっていますので
早めに納品予定です。
1日頑張ってくれた時計には
当たり前のように有機質がたくさん付着してしまいます。
そのため、使用された時計はセームレザーで綺麗にふきあげ
一晩時計用トレーで乾燥させてから時計ケースへ、
という方法はベストなパターンかと思います。
また時計トレーが完成しましたらUPさせていただきます。
ご来店ありがとうございました。
それからしばらく….
時計用トレーも完成でお受け取りでご来店です!
ウォールナットのオイル仕上げに
地中海放牧ラムの表革で高級時計用トレーに!
今度は、黒柿か、ハワイアンコアをご検討されるようです。
ありがとうございます。
またご用命ください。
いつも誠にありがとうございます。