お電話で何度かお問い合わせをいただいていたお客様。
結構迷われましたが、おおよその目処がついたとの事でご来店です。
迷われていた樹種をご案内していきます。
お電話で何度かお話ししています。
現在、通販で購入された時計ケースをお使いのお客様です。
収納する時計のグレードにあわせた5本用サイズの時計ケース、
ということでお探しのようです。
ご予算などをお聞きし、
具体的な樹種をご案内していきます。
5万円程のご予算の場合、
「メイプル材」「オーク材」。
10万円程のご予算の場合、
「モンキーポッド材」、ちょっとオーバーで「カーリートチ」。
20万円程のご予算になってくると、より高級材です。
「黒檀」「紫檀」。
30万円程のご予算だと
それに「黒柿」「ハワイアンコア」「バール材」と幅が広まっていきます。
ここで多くのお客様からお聞きする言葉が、
「おすすめは?」
実はこの質問、実はかなり回答が難しい質問です。
時計ケースを選ぶ基準
ソウルバードの時計ケースは
5万円で出来上がるケースでも
30万円で出来上がるケースで、
時計を収納できる、という点においては
クオリティーは同じです。
お値段が安いケースだから作りが悪い、
お値段が高いケースだから作りが良い、
ということはありません。
まったく同じクオリティーで仕上がります。
ご安心ください。
メイプル・オーク材でも立派な時計ケースになります。
流れとしては、
1:ケース本体を決定。
2:数十種類の見本から内装のレザー選択。
3:手首周りにあわせてクッションサイズを計算。
4:錠前の有無、等々
メイプル・オーク材でも様々な選択があり
お客様のご要望にそった、かなりいい時計ケースに仕上ります。
ただし、さらにお値段が高いオーダーの時計ケースには
「見た目の美しさ」
「木材としての価値」
「世界に一つしか存在していない特殊性」
「所有するオーナー様の心の満足度」
「まるで絵画のような美しさ」
などの付加価値があります。
これを希望されるかされないかで
「お勧めの時計ケース」は異なってきます。
その点をご理解いただけると
大変助かります。
特注の黒柿
ご来店のお客様は
この「特注の時計ケース」ランクを
探されています。
そうなってくると
黒檀、紫檀。
さらに上のクラスで
黒柿、ハワイアンコア、バール材。
と幅が広まっていきます。
しかし何度がお電話でお話ししていまして
ほぼ
「黒柿」に絞られているようです。
ということで
いつものように
板を引っ張り出して天板選びです。
天板です。
決まった天板は
極端に派手ではなく、
極端に地味でもなく、といった天板となりました。
ありがとうございます。
現在、
デイトナ、
シードゥエラー、
GSを所有されていて
現在ノーチラスの到着まちとのことです。
収納される時計をお聞きして
「黒柿の選択」でまちがいなかったかと思います。
4月か5月頃の納品となりますが
楽しみにお待ちください。
完成後、またご案内します。
いつも誠にありがとうございます。
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それから数ヶ月、
すっかり遅くなってしまいましたが完成です。
黒柿の時計ケースを納品後、
今度は時計用トレーも追加でご注文いただきました。
ありがとうございます。
予定通りのハイグレード時計ケースの完成です。
間違いなく世界にたった1つだけのオーダー時計ケースです。
今後も長らくお付き合いいただければ幸いです。
ご注文、誠にありがとうございました。