ロレックス ディープシー用 ブルーグラデーション

つい最近、時計ケースを納品させていただいたお客様。
早速、次のケースの御注文です。

ロレックス ディープシー

数年前、
「ロレックス ディープシーを収納するので
時計ケースもブルーグラデーションにしたい!」
というご注文をいただいた事がございました。

そのお客様へ納品させていただいた
時計ケースはこちらとなります。

グラデーション 時計ケース

それからしばらく「ブルーグラデーション」
のご注文は一旦休止させていただいていました。

その理由は
「かなり大変」
だからです。

マシンが勝手にブルーグラデーションに
塗装してくれる訳ではありませんから
全て1点づつの手作業です。

その為、
時間もかかり、個体差もあり、
という理由から受注を停止していました。

しかし、
「ディープシー」の時計を所有される
複数のお客様より、
「 時計ケースもディープシーと同じにしたい!」
というご要望を多くいただきました。

そこで
『再開』を決定いたしました。

今までご注文をお断りしたお客様
大変申し訳ございません。

ブルーグラデーションをご希望のお客様、
改めましてお問い合わせください!

内装のレザー

今回ご注文のお客様は時計ケース
本体の「ブルーグラデーション」は
決定していますが、内装レザーを
お悩みです。

その為、ご相談も兼ねて
ご来店です。

通販でご注文のお客様には
レザーサンプルをお送りしていますが、
そのレザーは全て
「確保できている在庫がある」
レザーとなっています。

実はそれ以外にも
在庫が不安定だったり
シーズン遅れのカラーだったり、
高額すぎてご案内できないレザー、
があったりします。

せっかくのご来店ですので、
今回はそのてのレザーも
ご紹介です。

放牧ラムにも実はバリエーションがあります

現在、最もご注文が多い『放牧ラム』。
圧倒的な質感とシルクのようなスエード。
まるで赤ちゃんの肌のような、放牧ラム。

実は様々なバリエーションがございます。
ただし これらのレザーは

「非常に高価だったり」
「納期に時間がかかったり」

と、かなり複雑です。

工業製品ではありませんので、
羊さん頼りです。

レザーはその年の天候や気象条件などにより
大きく仕上がりが左右されます。

まるでワインのようです。

昨年100点だったから
今年も100点、という訳ではありません。

1枚の革が100点だから
全ての革が100点、という訳でもありません。

またクローンではありませんので
出来上がるレザーの質も
1枚づつ異なるのです。

当たり前のことなのですが。

ご来店のお客様には
ご案内が可能ですので
お申し付けください。

カラーサンプル

ご来店のお客様は
数種類の未公開サンプルから
「絶妙なベージュ」で決定です。

当日「ディープシー」の時計を
されていましたのでレザーサンプル帳と
記念撮影させていただきました。

ロレックス ディープシー

わざわざご来店、ありがとうございます!
早速制作に入ります。
続けてのご注文、感謝いたします。

いい機会ですのでレザーについてご案内です

「どういうレザーが良いレザー?」

いろんなご意見はあると思いますが
基準はお国柄のようです。

欧米のお客様は
レザーとのお付き合いも長い為か、
「革らしい革」を好まれまれるようです。

「革らしい革」とは
血管あとが少し残った「血筋」や
ちょっとシワのような模様の
「しぼ」などです。

エルメスさんなんかは
この手の「革らしい革」にポイントおいて
製品づくりをされているようです。

逆に欧米の方が「好まないレザー」とは
すごく「綺麗で癖のないレザー」です。
まるでビニールレザーのような人工的な
風合いのものはお好みに合わないようです。

しかし、日本では真逆です。
欧米の方が好まない
まるで「ビニール」のような
癖のないレザーを「良いレザー」と
判断される方が多いようです。
ある意味『らしい』のですが、
その為、日本の革製品は
欧米で受け入れられないのかもしれません。

ソウルバードでの内装仕上げの際にも
選択に迷う事があります。

「本当は、この部分を使ったほうが面白い」
けど お客様によっては『シワ』と感じる
かもしれない。
「風合いがあって面白い」
けど お客様によっては『キズ』と
感じてしまうかもしれない。

難しいところですが
できるだけ、
「人工的ではない」
「雰囲気のある」時計ケース制作を
目指していきます。

ご理解の程よろしくお願いいたします。