昨年の
『ハワイアンコア材3本用ケース』に続き
『バールウッドの時計ケース』を納品です。
昨年のご来店から
ざっくり1年振りにご来店です。
昨年
「時計ケース・コレクター部<※注釈1>」
への部員認定を勝手にさせていただいたY様です。(笑)
※<注釈1>
「時計ケース・コレクター部」とは
時計を収納するため、という枠を超えて
美しいと感じた時計ケースを
まるで絵画のように収集されるお客様です。
なかなかお忙しいようで
結構久しぶりにピックアップでご来店です。
今回納品の時計ケースは
「樹種不明のバールウッド」
時計ケースです。
「樹種不明とは?」
と思われるかもしれませんが
本当に不明なのです。
ソウルバードが木材の仕入れを行なった際に
木材商より「これは●●です」
と樹種の説明がありますが、
まれに木材商もわからない樹種があります。
それは、倉庫の奥にしまわれていた
「見たこともない木材」だったり、
小さくカットされているため
何の木材か分からなくなってしまったもの、
だったり、というパターンが多いようです。
今回納品のケースは
「サイズが小さくカットされていて、
何の木材か不明」というパターンでした。
例えばケヤキなんかの場合
小さくても「ケヤキの香り」がしますので
判断ができます。
(ご来店のお客様で香りを嗅ぎたい方はご遠慮なくお申し付けください)
さすがに香りもなく、
木目からも判断できない、
といった樹種は結構あったりします。
ソウルバードでは 強度が高く、
結果的に美しい時計ケースに
仕上げることができれば
どんな樹種でもOK、と考えています。
ちなみにソウルバードでは
『時計ケース・根っこクラブ』もございます。 (笑)
このクラブのお客様は、
一般的な銘木材の時計ケースはもちろん、
特に「根っこ部分のバール材」の
時計ケースを収集されるお客様です。
「根っこクラブ」の部長さんは
ソウルバードでも特に長く
お付き合いいただいているK様です。
K様いつもありがとうございます。
あざやかな仕上がりです
さて、完成の時計ケースですが
レザーは地中海放牧ラムの「グリーン」。
もう「シック!」につきます。
まるでレザーに「品格」とかかれてあるかの
ように「品格」が漂うレザーです。
そして、いつものように記念撮影です。
アイスブルーではない?
「あれ?」
前回のブログに登場した時計と文字盤が違います。
前回のはデイトナのアイスブルーでした。
今回は何の時計かわかないのでY様にお聞きすると
「時計本体はプラチナのデイデイト。
サイズは39mmではなく41mmを
探してもらい、 文字盤と文字盤の数字部分を
メレダイヤにてロレックスに特注しました」
とのことです。
かなり特殊な工程で完成時計です。
それにしても
「ここまでやるか!!」
という域まで達しています。
この時計をして
「池袋を歩きまわると危険ですよ」
とお話しすると、
「だから見えないように長袖着てます」
という回答でした。
準備万端です。
Y様には、現在のところ
あと2ケースのご注文をいただいていまして
またタイミングを見て納品予定です。
いつもありがとうございます!