(すみません1ヶ月半程前の熟成ブログになります)
海外出張から成田到着。
大阪へ帰られる際にご来店。
近畿地方は台風21号の影響で大混乱。
「関空じゃなく成田で降りててよかった」
とおっしゃるお客様。
なんとか成田から直接ご来店いただきました。
ありがとうございます。
時計とアクセサリー
収納のご予定は
腕時計とアクセサリー。
「時計ケースの中にアクセサリー?」
それとも
「時計ケースとアクセサリーは分ける?」
多くのお客様が悩まれる点でもあります。
そういったお客様には
比較的安価に購入いただける
メイプル材の引き出し付きケースを
ご用意しています。
ただし上部に時計を収納してしまうと
引き出し部分の残るスペースは比較的小さく、
あまり多くのアクセサリーは収納できません。
その点をお客様とお話しをしているうちに
木材や時計ケースのグレードのお話に…。
ネットで売られている時計ケース
今まで市販の時計ケースをお使いになられていたとのことで
「ちゃんとした時計ケースを欲しい」とのこと。
多くのお客様からお聞きするお言葉です。
「ネットで時計ケースを探すといろんなものがあり、「高級」と書いてあるものもあるけど本当?」
「3万円で売ってるけど、本当に高級?」
「何故高級なの?」
いろんな時計を御覧になってるお客様が
実物を見れば一目瞭然なのですが
何分、ネットの世界。
想像するしかありません。
実に難しいです。
その場合「簡単に」考えてみるとわかりやすいかと。
「安いものには安い理由があり」
「高いものにも高い理由がある」
少なくとも数十万円、
さらには数百万円、数千万円。
そのレベルの時計を収納できる時計ケースメーカーは
世界中に2〜3社ほどしかないかと。
革製の時計ケースですと
イタリアの1~2社。
木製の時計はソウルバードにお任せいただいて間違いないと
勝手に思っています!
時計ケースの木材のグレード
「何の木材で製作された時計ケースがお勧めなの?」
よくお聞きする言葉です。
簡単にお答えするとすると
「時計が収納できれば良い」場合、
メイプル、オーク材で十分です。
このクラスの木材は、
希少性があるわけではありませんので
今年買っても来年買っても、
ほぼお値段の上昇はありません。
「あわてて買わなくても良い時計ケース」でもあります。
逆に「一刻も早く買ったほうが良い時計ケース」は
希少材で製作された時計ケースです。
悩んでる時間はありません。
黒柿、ハワイアンコア、縞黒檀、紫檀、などです。
この手の木材で時計ケース製作に使えるような
良質なもの現段階で入手が大変困難で
日々お値段が高くなっていきます。
急いで選択して間違いのない木材です。
2つに分けます。
いろんな木材のお話をしているうちに
「時計ケース」と
「アクセサリーケース」を分けることに。
予算がゆるせばもっともベストの選択です。
そこで時計ケースは
1ケースのみストックがあった「黒柿材時計ケース」に。
もっとも間違いがない選択です。
それにしても
このグレードの黒柿材時計ケースが
完成品としてご用意できるのは
年間数ケースのみですので
なんとも「タイミングの良いお客様です」
さて
次は「アクセサリー用ケース」ですが、
「時計ケースが黒柿」で
その隣に「メイプル材のケース」を置くわけにもいかず、
また「ウオールナット」レベルを置くと、
ちょっと「ウオールナット」が可愛そうです。
そこで、いっそのこと、「遊び」でカジュアルに
「パドウク」をご提案しました。
実物の画像ではありませんが
この雰囲気の時計ケースです。
これだと黒柿の隣でも
「シャレがきいていいかも」
という感じで、パドウクに決まりです。
ありがとうございます。
「黒柿の時計ケース」は時計10本収納用、
「パドウクのアクセサリーケース」は
収納されるアクセサリーのサイズから
仕切り板のサイズ、本数、クッション製の有無をお聞きし
仕様が決定です。
どちらのケースもケース本体が完成していますので
2ヶ月弱で納品です。
完成が楽しみな2ケースです。
しばらくお待ちくださいませ…
海外出張のお帰りご来店いただきまして誠にありがとうございました。
喜んでいただけるケースに仕上げます。
それから2カ月ほど。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
お待ちいただきました時計ケース。
完成しまして納品です。
完成したケースはこちらです。
まず時計のみの収納する時計専用。「黒柿材ケース 」
次にこちら。
アクセサリー用ケース。
黒柿材の時計ケースはもちろんのこと、
パドゥク材と放牧ラムレザー・グリーンとのバランスも絶妙です!
パドゥク材の内装加工は初めての仕様でしたので、
私共にとっても内装加工のバリエーションが一つプラスになりました。
今後、内装加工のページにもUPさせていただくようにいたします。
この度は2ケースのご注文誠にありがとうございました。
またご入用の際にはお申し付けください。
お待ちいただきまして誠にありがとうございました。