昨年に続き、ご夫婦でご来店です。
グラデーション ?!
ブビンガ ?!
紫檀 ?!
グラデーション ?!
ブビンガ ?!
昨年に続き2つ目の時計ケース選びです。
1つ目は昨年の7月ごろに納品でしたので、
ざっと1年ぶりのご来店です。
ありがとうございます。
前回はトチカーリーを納品させていただきました。
こんな雰囲気の時計ケースですね。
今回はご予約の段階で、
『メイプルのデイープブルーグラデーション』
『ブビンガ』
あたりをご検討とのことでしたので早速ご案内です。
グレード
まずは、
『メイプル・デイープブルーのグラデーション』。
最近までグラデーションは
受注を停止していましたが、
新たに受注開始しています。
(受注停止期間中、お断りしたお客様、
申し訳ございませんでした)
ご来店時に他のお客様よりご注文があった
『デイープブルー』の時計ケースが
ございましたので色味をお見せします。
メイプル材ですが、
かなり高級感がある感じに仕上がります!
ただし、これは色にて『化粧』を
していることになり、木材代ではなく
『化粧代』にコストがかかっています。
この点がご希望に合うかどうかが問題です。
次に
『ブビンガ材時計ケース』
雰囲気はこんな感じです。
メイプル・デイープブルーより高額となりますが、
そこはブビンガですから仕方ありません。
かなり重厚な時計ケースに仕上りますが
ワシントン条約の付託書にリストされている材です。
ブビンガですと現在お使いの『カーリートチ材時計ケース』と
同じクラスの金額帯です。
今回、T様がご予定されていたのは2種類の樹種でしたが、
他の樹種も気になられたようです。
まずは根っこ系。
『クスノキ』です。
つづいて、『カバ材』。
どちらも同じような金額帯で仕上がります。
T様は『カバ材』のほうが気になるようですので、
水分量を計ってみると….
14.5パーセント。
ちょっと高いです。
申し訳ございません….。
まだ乾燥していない材です。
そこで、ちょっと和的になってしまいますが、
とっておきの『タモ材』をご紹介です。
何がとっておきなのか言うと
現在小学4年生くらい!
「ソウルバードで10年ほど乾燥管理していた材!」
だからです。
「タモの珠杢(タマモク)」材です。
おもしろい杢目が入っていない
ジミなタモ材は野球のバットになったりして活躍しますが、
良質な『珠杢(たまもく)』は貴重品です。
虫食いもなくいい感じです。
ソウルバードで10年ほど湿度管理し
保管していた材ですので安心のはずですが
念のため含水率を図ってみます。
5.4パーセント!
10年かけて、カラカラの完璧です。
今回は…
ただし、問題はお値段です。
トチ材やブビンガ材と比較すると
お値段は2倍以上となりますので高額品です。
実は黒柿やハワイアンコア材も
気になっていたT様ですが
まだ時計は増えていくと思うので
黒柿、コアは次にとっておく、ということで、
今回は偶然の出会いがあった
「タモ珠杢」で決定です。
ありがとうございます。
10年もの間、板の状態で管理してきた
『タモ珠杢』が 時計ケースなるのは
私たちも大変楽しみです。
3−4ヵ月後の納品となりますが
気合いを入れて制作します。
T様、2つ目の時計ケース、
ご注文誠にありがとうございました。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ちょっとお時間がかかりましたが、
完成です!
早速仕上りを確認いただき
お持ち帰り用にパッケージです。
と、
奥様がショーケースに入っていた
黒柿をご覧になっています。
端材で製作した黒柿ですので
ケースサイズは小さいのですが
杢(モク)の現れ方が面白い タイニーなケース。
奥様は時計ケースとしてではなく
『ジュエリー用ケース』
としてご注文いただきました。
重ね重ねありがとうございます。
ご注文のタイニーな黒柿はこちらです↓
内装のレザーは
フランスの放牧特級レザーの禁断ベージュ。
まるで赤ちゃんの肌のような手触りのレザーです。
現在、フランスにオーダーをかけていますので
到着後、仕上げに入ります。
完成を楽しみにお待ちくださいませ。
続けてのご注文誠にありがとうございます。
↓↓↓↓↓↓
それから数カ月、
フランスからレザー到着。
ジュエリーケースが完成です!
フランス放牧ラムの表革 ベージュ K650
何というしなやかさでしょうか!
まるで人肌!
T様、いつもありがとうございます。
またよろしくお願いしま〜す。