デイトナ6263

トチ材はトチ材でも
さらに希少性が高いトチ材での時計ケースを製作します。

2回目のご来店です。

岐阜県からご来店の美術商のW様。
2回目のご来店です。
ありがとうございます。

多くのお取引先を
首都圏でお持ちのようで
勝手知ったりの東京のようです。

W様、
実は1回目のご来店で
めずらしいトチ材の時計ケースを予定されていました。


これもかなりいい感じの仕上がりです。

soulbird tokeicase 高級時計ケース

凄くないですか!

天板から前側板にかけて
流れるようなサップ(シラタ)。

まるで1本の木材を
くり抜いて製作したような自然なバランス。
素晴らしい!

いい仕事してますねsoulbird!(自分たちで言うか!)

ただしW様、
予定されていた時計ケースは
もっと大きいサイズのものをお探しでした。

結果、惜しまれながらも
サイズUPしたケースを
改めてご検討いただくことに。

最初のご来店の際には
こんな材も気になっていたW様。

ギターのサイズにマーキングされてますね。
カーリートチ材

トチカーリー板材

これもギターのサイズにマーキングされた黒柿材

ギター製作用にストックされていた材です。
(ちなみにソウルバードは楽器は製作していません
ので そのジャンルのお取引先からの仕入れ材です)

何故かこのマーキングされた材が気になられていたW様。

気になったので
お話をお聞きすると
ベースを弾かれるそうで

そのベースも、
「既製品ではなくオーダーで製作を依頼しています」
とのこと。

早速タブレットで検索いただき
それををパチリ。

FODERA

メーカーは
「fodera」さん。

なんか、かっこいいサイトですね!
拝見してみると

「お客様が材を選定して楽器の製作を行う」

というメーカーさんのようです。

なんかソウルバードと同じ感じです。
ジャンルは違えど親近感が湧くメーカーさんです。
面白いサイトです!

つまりW様、
「コダワリの人」 のようです。

ま、そうでないと
美術商のお仕事はできないですよね。


とっておきの材です。

さて2回目のご来店となったW様。
今回は奥様もご一緒です。

池袋の半地下のソウルバードへようこそ(笑)
ご来店ありがとうざいます。

W様、
初めてお越しになった奥様に
まるでお仕事をされているように
ソウルバードでのオーダーの仕組みや
材の説明をされています。

恐縮で〜す。

そして今度は
どんどん
ご希望に合う材がないか色々と
チェックをすすめていきます。

その様子は
色んな木材の中から
宝物を探しているような感じですね~。

まさしく真贋を確かめるような雰囲気は
仕事をされているような感じですね。

さすがですね!
仕事柄、
ここがポイント!
というところがあるのでしょうね。

しばらく、いろんな材とチェックされていたW様。
・カーリートチ材
・国産かえで材
・カーリータブ材
・カーリーセン
・ハワイアンコア
・黒柿
・ケヤキ材
・クスノキの根っこ
・カバ材の根っこ

しかし、
どれもこれも甲乙つけがたい〜感じです。

ま、そんな材ばかり池袋では
ストックしていますので当たり前と言えば
当たり前なのですが…。

そんな中、

soulbird
「これはいかがですか?」

というか

「ご紹介するのを忘れてました!」

「すみませ〜ん!」

いつかのブログでご案内した
「超絶トチ材」(このブログにリンク)

そうです。
あの「超絶トチ材」

まだまだ含水率が高いので「シーズニング中」なのを
忘れていました。

早速、ご覧にいれます。

(使い回しの写真ですみません)

トチ材

何度見ても凄いですね。
何ですかコレ!
っていう感じです。

このトチ材は
昨年ご来店されたN様よりご注文をいただき
シーズニングに入っていた材です。

そのため、すっかりご覧に入れるのを
忘れていました。
2ケース分の天板がとれる厚みがある材でした。

思い起こせば、最初にご注文いただいたN様にも
「残り半分を他のお客様のケースに使うかも」と
ご案内していました。

W様、実は過去のブログでこの材が気に入って
いたらしいのですがブログでは「soldout」と
なっていたので諦めていたとのこと。

本当にすみませ~ん。

早速ご覧いただき、W様もこの材で決定です。

まるで手品のように出てきた「超絶トチ材」
(本当は忘れていただけなのですが…)

ご注文、誠にありがとうございます!

みんなでシェアしてHAPPYな結果となりま〜す。

サイズチェック

さて
材が決定したW様。
今度は収納本数を検討です。

サイズ感をチェックする為、何本が時計を持参されていましたので
サンプルのケースに入れて確認です。
準備していただいて本当に助かります。
現物でチェックするのが一番間違いありませんので。

画像は5本用サイズケースを5本収納用として
製作したサンプルの時計ケースです。
(ドラマで松潤さんが使用されたケースですので
クッションサイズが松潤サイズになっています)

このケースでサイズ感をチェックしていきます。

高級時計ケース

まず、奥様の時計を1本。

次に、先日来店された際にされていた
現行のデイトナを1本。

次に、
何やら…オーラが漂うデイトナのようですが….

1979年 6263
ポールニューマンモデルと同じくくりの…
ということは…

4桁! 911が新車で買えてしまうブツです。
下世話な話で失礼しました。

一般庶民なもので
どうしても
そういうことが気になってしまいます。
もう治らないと思いますが。

危な〜! 
海外だと腕を切られてしまうような時計かと…
というか国内でも十分に危険なブツかと。

この仕事をしていますと
時計屋さんでさえも見ることができない時計を
チョクチョク拝見させていただいています。

事情をご存知ないお客様は
「時計ケース屋に行くのに何で予約が必要なの?」
と 思われるかと思いますが
このような時計がチョクチョク持ち込まれる、
ということは
それなりの注意が必要、ということなのです。
ご理解いただけますよね。

そのためソウルバードでは
失礼ながら、
ご予約のないお客様には
接客を行なわないようにしています。
何卒よろしくお願いいたします。

いや〜、それにしても凄い時計って
醸し出す雰囲気が違うものです。

さて、
材、レザー、その他の仕様も決定しましたので
早速撮影してみます。

デイトナ 6263↓

DAYTI\ONA6263 ROLEX

ありがとうございま~す。

次に納期ですが、
ここが悩ましいところです。

実はこの材、製材から4年ほど経過していますが
含水率は、まだベストではありません。

ですので納期が….
問題なのですが….

W様
「大丈夫です。納期は。いくらかかっても!」

ありがとうございま〜す!
助かりま〜す。

そう言っていただけると
乾燥室に入れずに自然乾燥ができますので
思う存分、完璧を求めることができます。

それが最もいい結果をうむのです。

W様、ありがとうございます。

しばらくシーズニングを行い
ベストなタイミングで製作に入らせていただきます。

W様、奥様、楽しいお話もありがとうございました。

シーズニングが終わるまでしばらくお待ちくださいませ…