加湿器

※2023年10月7日に更新しました。

そろそろ肌がカサカサになってきた!!

この乾燥シーズンには
人にも時計ケースにも加湿器がお勧めです。

何故、加湿器が必要なのか?
加湿器はなくてはいけないの?
どんな加湿器が便利なのか?

そんな皆様に
時計ケースの管理のため
永年加湿器を使い続けてきたソウルバードが
できるだけわかりやすく
情報をご案内いたします。




なぜ加湿器が必要なのか


日本においては10月後半頃から
だんだんと湿度が低くなる
シーズンをむかえます。

Tシャツでは寒く、
コートを着る程ではない。
こんな私でさえ
ハンドクリームが恋しくなってきた時期、
だいたいそんな季節かと思います。


そもそも
「時計ケース屋が何故、加湿器の話をするの??」
とお考えのお客様もいらっしゃるかと思いますので
ここでざっくり説明いたします。


まず木材ですが、
50〜60%程の湿度ですと
「結構元気!!」な状態をたもっています。

これが、湿度40パーセントなんか近づくと
ちょっと緊張感がでてきます。


お部屋の湿度が低くなると
時計ケースの素材である無垢の木材が
水分を放出しお部屋の湿度を保とう!
という働きをします。

この時に木材にソリが発生してしまいます。


このソリは、修復できるレベルのものもあれば
修復できるレベルを超えてしまう場合もあります。

大切な時計ケースに
できるだけソリを発生させないためにも
ぜひ加湿器をお使いいただき
湿度管理をされる事をお勧めします。

特に比重が高く重い木材であるローズウッド系(紫檀、ブビンガ、縞黒檀)、
激しい木目が特徴のケヤキも注意が必要です。




加湿器は絶対なくてはいけないの?

簡単に申し上げると
加湿器なしでも
お部屋の湿度を保つ方法はあるとおもいます。

アナログな方法ですが
観葉植物をたくさん置いてみたり…
お部屋に洗濯物を干してみたり…

これらのアナログな方法ですと
電気も使わず、環境的にはベストなのですが
結構、手間暇がかかり、
お忙し方にとっては、結構大変かと思います。

おそらく加湿器をご用意されたほうが
簡単、便利! かと思います。




それではどんな加湿器がいいの??

加湿器には様々なタイプがあります。
スチーム式、
ハイブリッド式(加熱+超音波)、
ハイブリッド式(加熱+気化)、
超音波式、
気化式…


それぞれのタイプによりメリットデメリットがありまして
ソウルバードでもサンザン試してきました。


「実は●●は やめたほうがイイデスヨ!」
と、お知らせしたいのですが
ここで書くと色々と問題が考えられますので…


まっ、詳細な比較はいろんなWEBサイトで簡単にチェックできますので
ここでは割愛します。


ソウルバードでは、
今まで、ほぼ全タイプの加湿器を試してきました。


ある有名メーカーさんの加湿器の場合、
いろんな機能がくっついて
かなり便利そうなのですが、
構造が複雑すぎて、驚くほど壊れやすかったりします。


「えっ、また壊れたの?」


この有名メーカーさんの加湿器の場合
2年もっていいとこ、みたいなものが多かった記憶があります。


というか、
このメーカーさんの加湿器は2年で壊れるもの、と思っていました。


またある別のメーカーさんの加湿器の場合、
かなりお安くて、ついつい買いそうになるのですが、
ただ単に、水を常温で霧状に吹き出しているだけですでの
加湿器のメンテを怠ると
逆に健康にマイナスになったりする場合があります。


そんな中、いろんな加湿器を試してきたソウルバードが
現在、最も信頼を寄せているのが
「ハイブリッド式(温風気化+気化)」です。


この方式の加湿器も様々なメーカーさんから発売されていますが
ソウルバードでは

ズバリ! 

「ダイニチ工業」さんをお勧めします!!

参考までにソウルバードが使用している機種の型番は「HD7013」。

(その後、この加湿器はアップデートしましたのでこのブログを最後までご覧くださいね!!)

加湿器

確かに、
デザインに関しては賛否両論かと思いますが…


現在「HD7013」は販売終了していて新しいタイプが販売されているようです。
そちらは、もっとデザインがアカ抜けしたように感じます。


ソウルバードの「HD7013」は
2013年製ですから、結構がんばって活躍し続けています。


これって
結構、優れものです。

お値段も2万円弱ほどだったような気がします。


その「ダイニチ工業」さんの加湿器。
何が凄いのかというと…

機能がシンプルでわかりやすい!

湿度の管理のみにこだわっていて
複雑な機能がついていない!!

そして何が凄いって、
メンテナンスが簡単!!

複雑な機能をもった加湿器のメンテって
かなり面倒です。

ただしこの「ダイニチ工業さん」の加湿器は
お湯にクエン酸を入れてフィルターを
つけておくただけ!!

簡単〜!!!!

たったこれだけのメンテナンスだけで
壊れていない!

これって、結構凄いことだと思っています。

さらには
フィルターを買い替えても
¥1500ほどです。 安い!

ソウルバードでは10月〜3月の約6ヶ月にわたり昼夜を問わず、
過酷に使い続けています。
はい、24時間稼働し続けています。

にもかかわらず壊れない加湿器、というのは今までの経験では
「ダイニチ工業」さんの加湿器だけです。

おそらく
これが壊れても
また「ダイニチ工業」さんの加湿器を購入するんだと思います。

ありがとう「ダイニチ工業」さん!

 注)これはアフェリエイトではございませんよ〜。


それから1年後。

アップデートしました!!

「ダイニチ工業」さんの

「HD-LX1221」

この加湿器、機能がかなりアップデートされています。
スマートリモコンに対応したり、お手入れが簡単になっていたり、
抗菌加工の工夫がみられたり!

そして、そしてGOOD DESIGN賞をとっていたり、などなど。



やっぱりもってて良かった「ダイニチ工業」さん!!
と思っていたのでは
私だけではなく、
家電芸人でもある土田晃之さんも同じようです

その後、中居正広さんの自宅は24パーセントの湿度から抜け出せたのでしょうか???




時計ケースと人と加湿器

ということで、強く、加湿器のご案内をしてきましたが
ソウルバードの時計ケースが保管されているお部屋には
ぜひ加湿器をおいて
いたわってやってください。

皆様がお使いの時計ケースは
数十年、または数百年、あるいはもっともっと
長生きし続ける可能性を秘めています。

ぜひとも加湿器をご用意して
立派な時計ケースに育ててください。

そしてもう一つ、
加湿器を使うと
人にもプラスの効果があります。

かなりの風邪予防にもなりますし、
喉や肌の乾燥をおさえることもできます。
ウイルスも蔓延しにくくなります。

一石二鳥の加湿器、
人にも時計ケースにも優しい必需品です。

いつもお読みいただき
ありがとうございま〜す。

*時計ケースの管理とメンテナンスについてはこちらも参照ください。