0200 黒柿材1本用 時計ケース

「九州にはないんですか」「北海道で見れるところはないんですか」
「大阪で見れるところはないんですか」等とお問い合わせをいただく事がございます。
本当に恐縮です。

 

地方のお客様の中には百貨店の外商の方と羽田までに飛行機でみえて、そのまま銀座で時計を選び、その後ソウルバードで時計ケースを選ぶ、
というお客様もいらっしゃいます。

それにしても「銀座の●●にいったついでに来ました」というお話はよくお聞きします。
皆さんの行動力とお財布の重さ(笑)には本当に驚かされます。

 

今回お見えになられたお客様も「銀座の高級時計店」→「ソウルバードで時計ケース選び」というコースでした。
本当にありがたい事です。

 

はじめてのご来店にもかかわらず、
店主が常々
「これはいい。 これは凄い」
と言って眺めていた「黒柿1本用の時計ケース」をお買い求めいただきました。

高級時計ケース  黒柿材1本用

黒柿 時計ケース ソウルバード

 

結構タイミングってあるもので、
何年もソウルバードのサイトをチェックされていても、
なかなかタイミングが合わないお客様もいらっしゃれば
「ちょっと寄ってみました!」
のタイミングで凄いケースを手にされるお客様もいらっしゃいます。

 

ソウルバードではお客様が帰られた後に
「タイミングのいいお客様って本当にいるよね!」
という会話がしばしば聞かれます。

今回ご来店いただいたお客様も
「初めてのご来店で、ベストな黒柿!」
その絶妙な 運とタイミングに驚かされます。

 

実はこの黒柿時計ケースの天板には湾曲があります。
製作を行う過程において、カンナがけして 平らにしようとも思いましたが
おそらく数百年の年月を経て、「安定した反り」になっている上、
「孔雀杢」。

 

カンナがけすると、杢がすっかり変わってしまう可能性もあり
「そのまま湾曲を生かす」という選択をとりました。

 

そのため、完成した時計ケースへの愛着もひとしおでした。

 

しばらくしますとお客様へ納品させていただきますので
それまで私たちソウルバードでも「鑑賞」させていただきたいと思います。

 

皆さまも「銀座の高級時計店」に行かれた際には
「ソウルバードで時計ケース選び」をお忘れなく。笑