収納される時計やアクセサリーにあわせて
いつでもリフォームができる、
って便利だと思いませんか。
2016年に納品させていただいた時計ケース、
内装リフォームを行います。
時計ケースのリフォーム
お客様のS様より
2016年に納品させていただいた、
メイプル材の時計ケースのリフォームご依頼です。
ありがとうございま〜す。
S様には2010年にもオーク材の時計ケースを
ご購入いただいていますので
永〜く、お付き合いいただいています。
十年一昔とはいいますが
本当にありがたい事です。
さて今回の案件です。
リーフォーム対象の時計ケース
時計を5本収納し、残った部分に小物やベルトを
収納し、その上にフリースペースのトレーを
置けるように制作していますね。
お送りいただいた時計ケースの
外装や内装のレザーをチェックしたところ
綺麗に使われていて、全くヘタリがありません。
今回はこの内装に時計用スペースを1か所追加し、
「時計が6本+フリースペースとトレー」
仕様を目指します。
キニナル貼り替え費用
さて、ここで張り替え費用のお話をさせて
いただきますが実はいくつかのパータンが考えられます。
◾️全張り替え:レザーの色や質も変えてしまう
この場合は、現在の内装を全部剥がして
しまってから貼り替えますので 雰囲気も
「新しい時計ケース」に生まれかわります。
お値段は、「お選びいただくレザーの金額+貼り替え手数料」です。
貼り替え手数料は2020年の段階で¥2000です。
特殊な内装加工が加わると追加で加工料が
UPしますが作業内容から考えると、
「ほぼタダ!同然」と心の中で思っています。
◾️部分貼り替え:同じレザーで一部分張替
現在貼ってあるレザーがお気に入りの場合は
全貼り替えではなく
「一部分貼り替え」が可能です。
全く同じレザーの場合、
例えば「上蓋の内側」はそのままにして
「時計の収納部分」のみ変更する、
なんて事が可能です。
この場合も
貼り替え手数料は発生しますが
作業工程も減り、
使うレザーも少なくなりますから
トータルのお値段もお安くなる、
という仕組みです。
今回はこの「一部分張替」を行いました。
「時計が6本+フリースペースとトレー」
早速、作業にとりかかり2〜3週間。
張り替え作業と乾燥が終了し、
新しく生まれかわった時計ケースです。
張り替え前のレザーと全く同じレザーが
メーカーにストックされていましたので
何事もなかったかのように自然に仕上がっています。
2016年の納品時は時計用のクッションは
5個納品でしたので 今回1個のみ
追加製作しています。
使える部分は再利用する事でお値段は
お安くなりますので。
これが本革の強みですね!
ほぼほぼヘタル事はありません。
トレー部分もフリースペース仕上げですので
ベルト、リングなど色んなものが
自由に収納できます。
また後々、時計の収納本数に変化があったり
メガネも入れる、なんて事があっても
またリフォームが可能です。
ソウルバードの時計ケースは
「持続可能」な時計ケースです。
永らくお付き合いいただければ幸いです。
いつもありがとうございます。